西洋タンス 棒鍵開錠でした:神奈川県横浜市

本当に困っている感が伝わってくるお電話をいただきました。

それと同時に人の善さまで伝わってくるような紳士的な話し方のお客様でした。

内容を伺うと・・・西洋タンスの棒鍵を開けてほしいとの事。その瞬間、これは開かないかも・・・と頭をよぎり正直に、

「開けられないかもしれませんが、見させてもらいたい」とお伝えし、急行することになりました。

現場は、みなとみらいのタワマン。そこに入れるだけでもテンションが上がります!

マンション下に到着するとお客様が走って車まで来てくれ、駐車場を案内しますとの事。来客用駐車場の手配まで済ませていただいており、本当にお気遣いいただきました。ありがとうございます!

部屋に入り、タンスを目の前に・・・「これは・・・開けられるのか?」が第一印象。一目で高価なタンスとわかる品物。一点もののアメリカ製とのことでした。しかも1社目に来た鍵屋は開けられずに帰ったと。私が2社目!

奥様からも真剣な表情で「中に大切なモノが入っていて困っている、時間はかかっても良いから開けてほしい」と。

この「時間がかかっても・・・」と言っていただくと少しだけ気持ちが楽になります。しかしながら、お客様から時間をいただいて作業をするわけで、できる限り早く開けるということは大切なポイントだと重々承知しています。

本当に今の自分には手強い仕事内容となりましたが、何とか持てる限りの技を使い1つ目の引き出しを開けることに成功!

開けた引き出しの錠前を外し中身を確認、構造がわかればこっちのものです。残る3か所は瞬殺で開錠。

中からは、聞くと涙が出てくるようなレベルの本当に大切なモノがたくさん出てきてお客様に大変喜んでもらえました。

なんか・・・私、感動しました。

すべて開錠するまで時間を要しましたが、お客様から何度もお礼を言っていただき恐縮しました。

しかし、時間がかかってしまった点は反省し、もし同じような案件をいただいたときに活かしたいと思います!

ありがとうございました!